GUAMの治安状況 |
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− 治安状況 − |
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グアムは「常夏の楽園」というイメージ通り、人々は心暖かく、全般的に治安も良好と言えます。しかし、日本人観光客の皆さんがひったくりや置き引きなどの被害に遭う事件は、残念ながら少なくありません。
逆に、日本人観光客が加害者となり、警察に逮捕される事件も最近では目立つようになってきました。
当地で犯罪を犯した場合は、厳罰に処せられることを十分理解して頂き、無用なトラブルを避けるように心掛けて下さい。
グアムの治安は、日本国内の治安に比べて良いとは言えません。窃盗などの一般犯罪は非常に多く発生しており、傷害事件や家庭内暴力事件のほか、違法銃器の広がり、薬物事犯等背後関係の不透明な悪質犯罪が増加しています。このため、グアムに渡航・滞在を予定されている方は、必要に応じた防犯対策を心掛けてください。
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− 日本人の被害例 − |
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(1)午後8時頃、女性2人がタモンのショッピングセンター駐車場付近をホテルに向かって歩いていた際、地元民と思われる若者3人からすれ違いざまに草むらに押し倒され、持っていた買い物袋を奪われた。
- (2)午後9時頃、女性3名が24時間営業のショッピングセンター駐車場で巡回バスを待っていたところ、地元民と思われる男1人が近づいてきて、ひとりの女性からカバンを奪おうとした。男は女性が抵抗したため何も取らず、駐車場で待機していたトラックの荷台に飛び乗り逃走した。女性は抵抗した際、引きずられて軽傷を負った。
- (3)夕方、恋人岬付近をレンタカーで走行中、突然前方に車が割り込み、車から出てきた男に脅され金品を強奪された。
- (4)車道脇を歩いていたところ、後ろから近付いて来た車に持っていたセカンドバックをひったくられた。
- (5)遊泳中にビーチに置いてあったバッグを盗まれた。
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− 事故事例 − |
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- (1)ホテルのプールで飛び込みをし、プールの底に頭部を強打し重傷を負った。
- (2)グアム島北部の海岸で遊泳中潮流に流され行方不明となり、沿岸警備隊他が捜索をしたが、発見されなかった。
- (3)タモン湾で遊泳中、突然の落雷を受け死亡。
- (4)アプラ湾ファミリービーチ付近の浅瀬でジェットスキー中、事故により2人が死亡。
- (5)スカイダイビング中、パラシュートが開かず、インストラクターとともに地上に落下し、2人が即死。
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− 防犯対策について − |
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- (1)深夜の外出はなるべく控えて下さい。必要以外ホテルの外に出歩かない事。
- (2)見知らぬ人の車に安易に同乗しない。又しない事。どこへ連れて行かれるかわかりません。大変危険です。
- (3)多額の現金を持っていると知られると犯罪者につけ狙われることになるので、外出の際は多額の現金は持たず、クレジット・カードやトラベラーズ・チェックを活用する。やむを得ず現金を持ち歩く場合は分散して所持する。買い物の支払い時などに、財布の中身を他人に見られないようにする。(財布には小額を入れておきましょう)
- (4)空港、ホテル、レストラン等では、スリ、置き引きの被害が発生しているので、荷物は必ず手に持つ。荷物からは絶対に目を離さない。(空港のカートに荷物を入れたまま、トイレ等に行かない事)
- (5)昼夜を問わず、人気の少ないところは歩かない。また、できるだけ単独行動は避け、複数で行動する。
- (6)見知らぬ人が日本語で話しかけてきても(片言を含め日本語を話す人は非常に多い)、気安く対応したり、一緒に行動したりしない。
- (7)自分を狙っている犯罪者がいつもいるつもりで、周囲に気を配る。
- (8)待ち伏せ、尾行等に気付き、身に危険を感じた場合には、ホテルやコンビニエンス・ストア、ガソリンスタンド等の安全な場所に逃げ込み、警察に通報する。
- (9)車に乗った人に手荷物をひったくられるケースがあるので、近付いてくる車には十分注意し、車道側に荷物を持たないようにする。
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日本国総領事館 |
観光客が加害者 |
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万引き |
1.被害品の値段にかかわらず、逮捕・拘留(場合によっては、長期間の拘留もあります)されるだけでなく、起訴され、裁判を受けることになります。判決としては、高額な罰金刑(数千ドル)及び国外強制退去措置のほか、長期間(5〜10年程度)の米国領土への入国拒否措置を科される場合もあります。
2.免税店などでは、防犯カメラの設置や私服警備員の巡回などにより、万引きの警戒に当たっています。 |
セクハラ行為 |
レストランなどの従業員の身体に少々触れるなど、酔った勢いや軽い気持ちでしたことであっても、相手の訴えしだいで逮捕・拘留の上、起訴され裁判を受けることにつながります |
ファミリー・バイオレンス
(家庭内暴力) |
夫婦喧嘩や、子供を叱るための体罰など、家庭内の暴力行為であっても、第三者の通報などにより逮捕・拘留の上、起訴され裁判を受けることになります。 |
目的外渡航 |
日本人などが、米国へ90日以内のビザ(査証)なしで渡航する際、目的は観光及び短期の商用(商談・セミナー参加)に限られます。これらの目的外の渡航(TV・映画・雑誌のための撮影等)に当たる場合は、日本での米国査証の取得が必要です。査証を必要とするにもかかわらず、取得していないことが発覚した場合には、国外強制退去措置及び長期間(5年以上)の米国領土への入国拒否措置を科されます。 |
飲酒運転 |
飲酒運転により検挙された場合、少なくとも2日間の拘留及び1,000米ドルの罰金のほか、その他の罰金刑が科される場合もあります。 |
薬物の密売にご注意を! |
夜間、ホテルや免税店、ショッピング街などが集中するサン・ビトレスロード(通称ホテルロード)で大麻(マリファナ)をはじめとする薬物の密売が横行しています。
グアムでも麻薬類の薬物は当然規制されており、ごく少量の薬物を購入した場合でも処罰の対象となります。興味本位などからこれら薬物を購入して使用することは慎んでください。 |
マリン・スポーツで注意を要する場所 |
現在、アプラ港内にある米海軍基地の海底掘削作業が不定期で行われております。そのため、同港内の一部(ファミリービーチ等)で楽しめるスキューバ・ダイビングなどのマリン・スポーツが、一時禁止される措置が講じられる場合がありますので、ご注意ください。
また、不測の事故を防止するため、事前にグアム港湾局(Guam Port Authority TEL:477-5931)に対し立入禁止措置の日時を確認する等安全を期してください。 |
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