セッティ湾の静かなたたずまいから、遠くはココス島まで一望にできます。

グアム最高峰の「ラムラム山」を含む丘陵地帯にあるセッティ湾展望台の眼下にはセッティ湾などの絶景が広がります。場所は南西部アガットと南部ウマタックの間にあります。

セッティ湾展望台は、セラ展望台から約1km南下したところにある見晴らしがよい展望台です。セッティ湾とその背後に広がる標高３００ｍの丘陵地帯はグアムとアメリカ合衆国の史跡に指定されており、3000年もの間、先住民たちが暮らしていたとされています。周辺はチャモロ発祥の地として知られ、古代噴火時代に誕生した枕状溶岩の双子のような黒い岩などが見ることができます。

セッティ湾展望台の眼下に広がる一帯は、セッティ川に沿ったヤシ林となっていて、野豚や鹿などの野生動物が今でも生息している手付かずのエリアとなってます。この辺りは、人も入らないことから、今でも昔の自然をそのまま残しています。また、ここからもココス・ラグーンとココス島を眺むことができます。