マンギラ村にあるグアム大学は、太平洋ミクロネシア地区で唯一の総合大学で、海外からの留学生は世界のおよそ50カ国も集まる国際色豊かな大学です。学部は、農学部、海洋学部、教育学部、人文社会芸術科学部などがあります。学生はアジア、アメリカ、太平洋地域が多く、英語を母国語としない学生も多いことから第2言語としての英語教育にも力を入れています。また、日本語科も充実していて、学生とのスポーツ交流や文化交流など、学校交流のための様々なプログラムを持っています。海洋研究所、ミクロネシア地域文化研究所など地理的条件を生かした独特の研究機関も存在します。
パコ湾を見下ろすタオガム岬に建つグアム大学の海洋研究所は世界的にも有名で、サンゴやナマコ、熱帯魚、海草、貝類など広範囲にわたる研究が進められています。またミクロネシア地域研究センターにはミクロネシア地域に関する文献や古文書が5万冊以上収められています。また政府観光局に申し込めば海洋研究所が見学できるようです。キャンパスのブックストアでは、大学で使われている教科書や大学オリジナルのロゴ入り商品を購入することができ、ひと味ちがったお土産として人気があります。
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