デルタ航空・ノースウエスト航空と聞いて何?と思う方、デルタ航空はアメリカ合衆国ジョージア州アトランタ市に本拠を置く世界最大の航空会社、一方のノースウエスト航空はアメリカの4大航空会社の一つです。
マイレージプログラムは非常に充実していて、日本の4大マイレージプログラムの一つです。
(残りは、ANA、JAL,ユナイテッド航空)
日系のJAL、ANAが有効期限を3年間、ユナイテッド航空は18ヶ月(ただし、マイルの最終増減日から18ヶ月なので、継続更新可能)に対し、デルタ航空のスカイマイルは、最終増減日から24ヶ月、提携カードを使用すれば継続可能。
(スカイマイルでは、24ヶ月間に1回でも所定のマイルご獲得、ご利用がある限り、マイルが無効になることはありません。)
新マイレージ・プログラム「スカイマイル」では、より多彩なマイルのご獲得・ご利用方法をご提供するとともに、メダリオン®資格獲得必要マイル(MQM)の次年度への繰り越し、選べる特典、新しいエリートレベル「ダイヤモンド メダリオン」などの新しい特典もご用意しております。ノースウエスト航空とデルタ航空との合併で世界6大陸565以上の都市に広がった業界最大のネットワークをお楽しみください。
マイレージに関するキャンペーンは非常に充実しています。特に、「ニッポン500マイルキャンペーン」は、すごい魅力を秘めています。
このキャンペーンは、毎年1年間と期間限定で行われているキャンペーンですが、これまでのところ、3年連続、春にキャンペーン期間の延長を行ってくれています。
どういうキャンペーンかというと、「日本国内のどの航空会社のどんな種類の航空半券」でも、搭乗日から2ヶ月以内にFAXをすれば、半券1枚に付き、を500マイルプレゼントする。というものです。4月~翌年3月までの間に、一般の会員は10枚(5000マイル)、ゴールド会員は20枚(10000マイル)までの加算が許可されています。
ここが凄い!!マイルの二重取りもできるんです。たとえば、JALの先得割引で、羽田→伊丹に飛んだとします。
JALのマイレージが、210マイル、JALマイレージバンクに加算されます。その後、半券をノースウエストに送ると、ノースウエストのマイルも500マイルもらえるのです。・・・・ということは、年に5往復国内線に乗る人であれば、無条件にノースウエストのマイルが5000マイルもらえるのです。これが、3年間続けば、ノースウエストに一回も乗ることがなくても、15000マイル(日本国内、どこでも往復分のマイル)がもらえることになります。
そして、このキャンペーンのすごいことは、「航空会社、航空券の種類を問わない」ことです。
つまり、スカイマークやスカイネット、エアドゥなどどの会社の半券でもいいのです。それから、JALやANAなどのマイレージで交換した特典航空券の半券でも、このキャンペーンに参加でき、1枚に付き500マイル加算されます。
マイルを買ったり、知り合いにあげたりすることができる
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マイルがあとちょっと足りない時、お金で購入する事ができます。友人、家族同士で、マイルをシェア(共有)して、移したい口座にマイレージを以降させることができる、シェアマイルという制度があります。(以降手数料はかかります)。こうした制度を上手く使えば、家族のマイルをひとつにまとめたり、友人同士でマイルをあげたりすることも可能です。
マイレージを使った特典航空券も2親等以内の親戚などの
制限がなく、誰の分でも発券する事ができる。
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JALやANAなどでは、マイルを使った特典航空券は2親等以内の親戚にしか、発券してあげることはできません。
ですから、友人や恋人などには、マイルを使った特典航空券をあげることはできないのです。
ワールドパークスの魅力は、この制限が無いことです。つまり、恋人だろうが、友達だろうが、誰に対してでも、自分のマイルを使って、特典航空券を発券してプレゼントすることができます。
航空会社連合、スカイチームに所属。所属航空会社であればすべてデルタ航空のスカイマイルとして貯める事ができる。
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スカイチーム (SkyTeam Alliance) はメンバー11社とアソシエート・メンバー3社による国際的な航空連合です。
スカイチームには、KLMオランダ航空、コンチネンタル航空、大韓航空、エールフランス、デルタ航空などが参加しています。参加航空会社に搭乗した時は、その会社のマイレージプログラムではなく、すべてデルタ航空のスカイマイルにマイルを加算することができます。
このマイルを使った特典旅行でしょう。これが、ノースウエストの場合非常に充実、かつ魅力的です。
スカイチームとその他提携会社の飛行機を利用できる。
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日本国内に乗り入れている会社ですと、ノースウエスト航空、中国南方航空、チャイナエアライン(中華航空)、中国東方航空、マレーシア航空、コンチネンタル航空、KLMオランダ航空、エールフランス、デルタ航空、などがあります。
中国南方航空、中国東方航空と提携していますので、中国国内(世界遺産の都市)など、
JALやANAが就航していない地方都市にも簡単にいけます。
中国線のビジネスクラスに30,000マイルで搭乗できる。
(⇔JAL,ANAは中国行きビジネスクラスは40,000マイル)
東南アジアにおいては、ワールドパークスは無敵の強さを誇ります。
まず、マイルが格段に安い。JAL、ANAに比べて格段に低いマイルで東南アジアにいけます。
それから、就航都市がかなり多い。JAL,ANAですとかなり限られた都市しかマイルでいけませんが、ワールドパークスの場合、提携航空会社が多い分、その数がすごいのです。
クアラルンプール、ペナン島、ランカウイ島、コタキナバル
ミリ、クチンなど(マレーシア国内各都市)
プーケット、バンコクなど(タイ国内各都市)
ホーチミンシティなど(ベトナム国内各都市)
ジャカルタ、バリ島など(インドネシア国内各都市)
シンガポール(シンガポール)
プノンペン、シェムリアップ(カンボジア)
しかも、提携会社が多いので、チケットも取りやすい。
インドネシアのバリ島に行く場合、
成田→グアム(乗り継ぎ)→バリ島 というコンチネンタル航空を使うこともできますし、
成田→台北(乗り継ぎ)→バリ島という チャイナエアラインも選択できますし、
成田→クアラルンプール(乗り継ぎ)→バリ島 というマレーシア航空もつかえます。
行き、帰りで別の航空会社を使うこともできます。
それから、マイル数が格段に少ない!
JAL,やANAの場合ですと、東南アジアへは、
エコノミー35000マイル、ビジネス60000マイル必要ですが、
ノースウエスト ワールドパークスの場合
★ エコノミー 20000マイル
★ ビジネス 30000マイル
という、激安マイルで行けます。
ビジネスクラスに30,000マイルで乗れるのは、かなりお得だと思います。
(他の半分のマイル数)
たとえば、JALの場合格安航空券や、ツアーで購入したチケットでは、正規のマイルの50%~70%しかもらえません。
それに対し、ノースウエスト航空の場合は、格安チケットでもツアーチケットでも、100%マイル加算です。
東南アジアに良く行く人がJALで貯めた場合、ビジネスクラスの航空券を手に入れるまでに何回飛行機に乗らないといけないかというと・・・
成田→バリ島(正規マイル 3472マイル
格安チケットで50パーセントのマイル加算 成田→バリ島(1736マイル)
ビジネスクラスは60000マイルなので、60000÷1736=34.5
つまり、35回のって、はじめてビジネスクラス特典航空券がゲットできます。
ノースウエスト航空のワールドパークスの場合
成田→バリ島(正規マイル 3472マイル
格安チケットでも100%マイル加算されるので 成田→バリ島(3472マイル)
ビジネスクラスは30000マイルなので、30000÷3472=8.6
つまり、9回のって、はじめてビジネスクラス航空券がゲットできます。
35回と9回の違いです。この差、お分かりになりましたでしょうか