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なぜ？結婚しない！

近年、結婚しない独身化が急速に進んでおります。
「今私は、結婚しない」が増えていることが原因と言われています。
しかし現在独身の方の９０％以上は、そのうちいずれは結婚したい！という願望だけを持っているという調査報告があります。
一生結婚したくないと考えている人はほんの数％です。
ですから、頭の片隅に結婚する意思はあっても、現状は未婚のまま過ごす人が増えている、ということになります。
言い換えれば、結婚しないのではなく、「結婚できない人」が増えて続けております。
結婚できない理由とは何でしょうか。
そうです。異性との出会いのチャンスやきっかけとなる場所が昔に比べ少なくなったからと言えます。

独身の男女２０代～３０代の意識調査の中で、「結婚をしない理由」を調査した結果、
最も多かった回答が「適当な相手に巡り会わないから」で約半数ということでした。
他には、「必要性を感じない」「自由、気楽さを失いたくない」「趣味、娯楽を楽しみたい」
「結婚資金が足りない」「仕事に打ち込みたい」などがあります。

しかし、この結果は、今は結婚したくない理由ととほぼ同じ回答です。
現状は、今の生活が気に入って楽だから結婚の必要性を感じられず、自分の時間や自由に使えるなお金がなくなり、生活習慣を一転変えなければならないと言うことから結婚を真剣に考えられないという事です。

しかし、もしあなたに凄く好きな人ができて、その人が理想的な結婚相手だとしたら、
当然結婚を意識するようになり、結婚すると言う必要性も早急に感じるはずです。
あなたの自由に使える時間も自分勝手な気ままな生活習慣も、その相手と一秒でも一緒に過ごし全てを共有したいと思えるようになるはずです。

つまり、あなたの理想の結婚相手と巡り会えば、確実に結婚しない理由はあなたの脳裏から削除されます。
「結婚しない人」を減らし、未婚化の上昇を防ぐには、男女の出会いのキッカケを増やすことがこれこそが最大の課題と思います。

では、なぜ未婚化を進めた原因でもある「出会いの場」が少なくなったのでしょう？
２つ大きな原因があります。

2つの原因

１．お見合い制度の崩壊
その昔１９７０年代においては、結婚相手との出会い方法で最も多く一般的だった
「お見合い」が消滅したことです。
２０００年代に入ってからは、見合い結婚が以前の１０分の１以下になりました。
理由は、お見合いを仲介してくれるお世話好きな人がいなくなったからです。
地域社会の結びつきや人間関係が希薄になり、誰も他人事の結婚の世話までしようとは思わなくなりました。

２．職場結婚の減少
職場、仕事関係での結婚も１９７０年代と比べると半分に減っています。
女性の社会進出が目覚しく増加し、女性の地位も向上したことで、
女性の結婚観が変化し、経済的に自立した女性が増加したことが最大の原因にあげられます。
現在のOLの方々は「結婚までの腰掛け」や「寿退社」という感覚の意識はなくなってしまったのです。（仕事が一番・遊びは2番と言う方が増加しております）
上司が縁結び役を買って出ることもなくなり、社会的不況で社員旅行やイベントも減り、職場が出会いの場としての機能を失くしてしまったということもあります。
※その昔、社内結婚はあなたの視野が狭く、近場で済ますと言う上司の意見も
あり、社内的にあまり良い評価を与えられませんでしたが・・・・・・。

つまり！！この２大出会いの場が衰退したことで、結婚しない人＝結婚できない人が増え続けているのです。これが未婚率大幅アップの一番の原因です。
もちろん、出会いの場を増やすことだけで、結婚できない人が減るとは限りませんが。
お見合い結婚という文化が廃れ、仲人さんという強力な結婚サポーターがいなくなった今は、自分の力で結婚相手を探し出し、交際を順調に進め、婚約まで辿り着かなければなりません。
必然的に、交際力、会話力、表現力、共感力、感動力、尊重力といった恋愛するための能力が今まで以上に必要になります。
この恋愛能力をうまく身につけられない人は、自力で結婚相手を見つけることに苦労することになります。

ですから、この出会いの場の設定、ネットワークの拡大、コミュニケーション能力アップを目的に、未婚化の抑止と少子化対策として経済産業省が結婚相手紹介サービス業の支援策を打ち出しているのです。
これからは結婚相談所が脚光を浴びる時代になるでしょう。
そして、結婚相談所やインターネットで結婚相手を探すのはごく普通の一般的なこととなるはずです。

さあ皆さんがんばりましょう！！応援いたします！！！